EXPLOSION POWER社製 『圧力波式スートブロワ SPG』
「圧力波式」だからこそ!ボイラなどに付着した灰を、配管の裏までキレイに
「圧力波式」だからこそ!ボイラなどに付着した灰を、配管の裏までキレイに
『圧力波式スートブロワ SPG』は、超音速の圧力波によってボイラ内をクリーニングするという、まったく新しい発想に基づいたスートブロワです。スイスのEXPLOSION POWER社が開発し、三國機械工業が日本唯一の代理店となっています。
ボイラを安定的に稼働させるには、ボイラ内に付着した灰の効率的なクリーニングが不可欠です。しかしながら従来型のスートブロワではそのクリーニング効果にも原因があり、結局定期点検以外にもボイラを停止して、マニュアルクリーニングを実施せざるを得ないというケースがしばしばです。マニュアルクリーニングは大変な手間と時間がかかりますし、ボイラの稼働を一時的に停止しなければなりません。その間の蒸気損失・発電損失にお困りのお客様も多いのではないでしょうか。
このような問題を解決してくれるのが『圧力波式スートブロワ SPG』。
メタンガスと圧縮空気の混合気体に点火し、圧力波を生じさせます。この圧力波をボイラ内へ放出することで、ボイラの内壁および過熱器管の表面に微細な振動をもたらし、表面に付着した灰を効果的に取り除くのです。
一般的に広く使用されているものとして、蒸気式スートブロワがあります。例えば過熱器管を蒸気式でクリーニングする場合、過熱器管の裏側に蒸気が届かず十分にクリーニングできないことがあります。また蒸気式の場合、蒸気噴射のインターバルが長いため、その間に付着した灰が固着してしまうということが起こります。
一方「圧力波式」のスートブロワは、ガスを爆発させることにより圧力波を生じさせる方式です。よって過熱器管の裏側にまで圧力波が行き渡り、高いクリーニング効果を発揮します。また短いインターバルで圧力波を発射できるため、灰が固着する前にクリーニングできるというメリットがあります。
蒸気式の場合は、どうしても吹き付けた蒸気が過熱器管を損耗させる(ドレインカット)ということが避けられません。したがってあまり頻繁に蒸気を噴射できないのですが、それが灰の固着を更に促す結果となってしまいます。
一方「圧力波式」の場合は、ドレインカットが起きないため過熱器管の損耗が起こらず、メンテナンスの手間軽減、ひいては過熱器管の長寿命化にも繋がります。
圧力波式であれば、蒸気噴射による蒸気量の変動や損失がまったく起きないので、安定的な蒸気供給と発電量の確保が可能です。
『圧力波式スートブロワ SPG』を導入していただいているのは、ごみ焼却炉や精錬所、石炭火力発電所など、ボイラをお持ちのお客様です。近年では、バイオマス発電所などにも導入が進んでいます。
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